あかやまの備忘録

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妊娠前にやっておくべき6つのこと(30代フルタイム勤務の会社員編)

巷にあふれる「妊娠前にやっておけばよかった3つのこと」って記事!物足りないんだよー!もっと色々書いてくれよ!と、妊娠して思いました。

そんなわけで、私なりにやっておけば良かったと思うことをまとめてみました。

フルタイム共働きの視点で書いております。参考になれば幸いです。

 

 

1.カフェイン中毒から離脱しておく

「コーヒー大好き!毎日飲まないと頭痛が起きる!」という感じで妊娠前は毎日3〜4杯は飲んでいました。

こちらの記事のようにコーヒーを抜くとと頭痛が起きるほどコーヒーというかカフェインに依存した体質でした。

 

妊娠中はカフェインを控えた方が良いと言われています。

ならば、妊娠したらコーヒーをやめればいいと思うじゃないですか。

でもコーヒー飲まないと頭痛が起きるんですよ?そして、妊娠中にはバファリンやロキソニンなどの市販の頭痛薬は飲めません。

先の記事によるとカフェイン摂取をやめたことで起きる頭痛は2日から2週間程度続くそうです。

つまり、妊娠してからカフェイン断ちをするには最大2週間ほど薬も飲めない無防備な状態で頭痛に耐える苦行が待ち受けています。

ということで、薬で対処が可能な妊娠前にカフェイン断ちをした方が圧倒的に楽です。私は苦しみました。

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2."夫婦"の風疹と麻疹の抗体検査と予防接種

風疹と麻疹は別物

まず、風疹(ふうしん/三日はしか)と麻疹(ましん/はしか)は並列で書かれることが多いですが別物です。

詳細は割愛しますが、妊娠中に感染すると下記のようなことが起こります。

  • 風疹に感染:赤ちゃんに難聴、心疾患、白内障、緑内障などが現れる可能性が高くなる
  • 麻疹に感染:流産、早産の可能性が高くなる

予防接種は妊娠前にしかできませんので、抗体の有る無しを妊娠前に確認して予防接種をしましょう。

ここからが大事でして、自治体によっては風疹の抗体検査しか助成をしていないのです。

「抗体検査お願いします」と普通にお願いすると風疹のみ検査されることもあると考えられます。麻疹と風疹の両方を検査してもらうようにしましょう。

そして、パートナーの男性にも必ず抗体検査をしてもらいましょう。麻疹は幼児期に感染するとSSPEという難病を発症する原因ともなります。ウイルスを家庭内に持ち込まないためにもパートナーと共に抗体をチェックしておきましょう。

0歳で麻疹に感染し、長い潜伏期間を経て小学5年生でSSPEと診断された方の親御さんの体験談です。

幼稚園、小学生時代を普通の児童と変わらず過ごされていたにも関わらず、小5から異変があらわれる・・・言葉にならないです。

日本だけでなくアメリカでも流行する麻疹

2019年2月現在に麻疹が日本で流行しています。

日本だけでなく、アメリカでも流行っています。

私の場合、妊娠前に麻疹と風疹の違いがよくわかっていなかったため、風疹の抗体検査しかしませんでした。

今年は麻疹が流行っており不安でしかありません。今から抗体検査をしても予防接種は産後にしかできないので、感染しないように祈るしかありません。

同じように不安にならないためにも検査をおすすめします。

 

3.出産を希望する病院を決めておく

「妊娠するかもわからないのに先にやる必要ないでしょ?」と思うかもしれません。

やっておくに越したことはないです。

なぜなら、妊娠がわかったら可及的速やかに出産する病院に分娩予約をしなければならないからです。

人気の産院は妊娠4週目で予約でいっぱいになってしまうそうです。

妊娠○○週というのは最後の生理の最終日から数えていきます。

つまり、

  • 次の生理が来るか来ないかくらいで検査薬を使う
  • 陽性なら産婦人科に駆け込み仮の出産予定日を算出してもらう
  • 病院を早急に予約する

としないと、希望が叶わないことがあります。

スピード勝負なので、妊娠後に病院を比較検討していると出遅れます。

私の場合は妊娠5週目で検査薬→産婦人科受診→夫と親へ報告→予約という流れで手続きをしました。

世の中的に、お産が出来る病院が減少傾向ですので、今後もこの流れは続くと思います。

 

4.夫と親に出産についての希望を伝え、合意をとっておく

「産後が心配だから里帰り出産がいい!」「痛いのが怖いから無痛分娩がいい!」など、出産に関する希望はあると思います。

「3.出産を希望する病院を決めておく」で述べたように、出産をする病院の予約はスピーディーに行わなければなりません。

いざ予約しようとしたところで、里帰りしようにも親が難色を示したとか、夫や親が無痛分娩を反対したなどで揉めるとそこでタイムロスです。

妊娠前から希望を伝えておき、出産報告の際に「前に伝えておいた通りにするけどいいよね?」「OK!」程度のやりとりで済むようにしておくのがベストです。

私の場合は里帰りしたい旨を親に伝えたところ「家から一番近い総合病院は知り合いに会いそうだからやめてくれ」との要望がありました。親サイドにも何かしら希望があるはずなので事前にヒアリングしておきましょう。

 

5.保活のため認可保育園の利用調整基準を確認しておく

「保活は妊娠前から」なんて言われても冗談だと思っていました。

現在妊娠していて、冗談じゃなくその通りだと感じています。

なぜなら、今住んでいる川崎市では私の家庭は認可保育園に入りにくいのです。

自治体ごとに認可保育園を利用する人を選ぶ選定基準が違うのですが、川崎の場合は「兄弟がいる」「世帯収入」が強く影響する利用調整基準が設定されています。

兄弟が多いか世帯収入が少ない人が認可保育園に入りやすい状況ですので、初産でフルタイム共働きの我が家にとってはかなり不利です。もちろん兄弟がいたり収入が少ない方が保育園に入るべきというのは理解しますが、そのために職を失うのは正直困ります。我が家は保活のために引っ越すことにしました。

妊娠中に引っ越せるなら妊娠中でもいいのでは?と思いますが、これは私につわりが無いから出来ることだと思います。

つわりは人それぞれです。重症で入院される方もいます。妊娠してみないとつわりが重いのか軽いのかわかりませんので、事前に調べて必要なら引っ越しまでやっておくことをおすすめします!

※利用調整基準は変わることもありますのでよく検討されてくださいね。

 

6.帝王切開に備えて医療保険に入る

「妊娠を希望するなら医療保険に入っておいた方がいいですよ」

ファイナンシャルプランナーの方に相談した時に言われました。

なぜに医療保険?

通常の出産は健康保険の対象外なのです。

帝王切開は医療行為で健康保険の対象となります。さらに民間の医療保険の対象にもなります。

しかも!帝王切開って増えているようなんです。

以下の記事によると帝王切開で生まれる赤ちゃんの割合は19.6%、5人に1人ほどの割合で帝王切開です。

 私は保険の無料相談を活用して知識を収集し、最終的には夫の会社が提供してくれている保険に加入しました!

妊娠中に加入すると保険がおりる対象が制限されたりと不都合が生じてくるので妊娠前に検討することをおすすめします。

 

まとめ

個人的にやっておいた方がいいと思うことをピックアップして書きました。

  1. カフェイン中毒から解脱しよう
  2. 風疹と麻疹の抗体検査をしよう
  3. 出産先を決めておこう
  4. 夫と親に出産の希望を伝えておこう
  5. 保育園に入れそうなのか確認しておこう
  6. 帝王切開に備えて医療保険に加入しよう

この5つがどなたかの役に立てば幸いです!

 

妊活 治療と生活アドバイス (実用No.1シリーズ)

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追記:妊娠中の話は別のブログにまとめることにしました。

kawasaki-baby.hatenablog.com