ソール・ライターの写真展に行ったので感想
ソール・ライターを知っていますか?
私は恥ずかしながら知りませんでした。たまたまソール・ライター展の広告を見かけて、古い表現ですがビビっときたので行ってきました。
渋谷Bunkamuraへ
ソールライター展の開催場所は渋谷のBunkamuraザ・ミュージアム。東急百貨店本店の隣の微妙にわかりにくい場所にあります。
Bunkamuraの建物に入って、地下へ行くとソール・ライター展の入口です。
開催2日目の日曜日に行ったので混雑が心配だったのですが、はっきり言って空いてました。
休日の東京の美術展の混雑を想定していたのですが、地元新潟の美術展に来ちゃったかな?ってくらいの人の少なさでした。昨年行ったダリ展なんて入場制限はあるし、中に入ってもディズニーランドのショー待ちかよってレベルの人がいて不快指数が高かったのですが、それに比べたら快適快適。
見終わっての感想
期待通り良かったです。
モノクロ写真、カラー写真、絵画が展示されているのですが特にカラー写真が良かったです。表現力なくてうまく感想を書けないので箇条書きで。
- 元々は画家というだけあって、構図が素敵。当時フォトショなんてないからトリミング無し一発勝負なんだよね?すごっ。
- モノクロ写真はハッとするような空気感が伝わってきた。
- ファッションスナップあまり好きじゃない的なこと言っといて上手い。
- カラー写真の色彩感覚やばい。じわじわ良さがくる感じ。
- 絵画見るとソールライターさんの色彩感覚の根源がわかるような気がする(あくまで気がする)
- ほとんどが家の近所(NY)で撮った写真とか。世界がどんな風に見えてたんだこの人は。
- 最後にちょっとだけヌード写真ゾーンがあるのですが、女性のお客さんはかなりマジマジと見てる一方で、男性のお客さんはサササーっと通過している人が多くてちょっと笑っちゃいました(モノクロ写真なのでそんなにエグくないです!)
図録も買いました
あとで見返したいなと思ったので図録買いました。おまけで絵柄はランダムですがポストカードついてきました。
美術展に行っても滅多に図録なんて買わないのですが、今回はどの写真も改めて見たいなと思ったので買っちゃいました。2700円也。
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実は図録は普通にAmazonで買えるみたいです、買い逃しても安心(?)
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知らなかったんですが映画もあるそうです。
他の写真も見たくて写真集もAmazonでチェックしてたのですが、日本のAmazonは1〜3ヶ月以内に発送という亀発送なので、アメリカのAmazonから直接買った方が早そうでした。
日本のAmazonは定価に近い金額の物は売り切れたようで、プレミア価格でしか買えません。
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時間かかっても安く買いたいならアメリカAmazonから買った方が安いっす。
日本までの配送料やクレジットカードの為替手数料を含めても、アメリカのAmazon.comの方が確実に安いです。(2017/5/2時点の円ドルレートでは)
アメリカAmazonでの買い方は過去記事にちょろっと書いてますので興味のある方は参考にしてください。
さいごに、
東急百貨店に貼ってあったポスターをソールライターリスペクト風で撮った写真を。
あんな風にかっこいい写真を私も撮りたいぜ。