たまに見かける総督府は日本統治時代の呼び名で、現在は総統府と言うようです。
東京駅の設計で有名な辰野金吾の弟子、長野宇平治の基本設計をもとに建築されたとのことでどことなく東京駅を想起させるようなデザインです。
建物好きとしてこれを是非とも見たい!と思って行ってきました。
台湾総統府の個人見学の種類
パッケージツアーを見るとほぼ「車窓からの見学」と書かれているので、個人で行くのがベストです。
2種類の見学タイプ
総統府には
- フルオープンの日(毎月1回)
- 部分公開の日(平日)
の2種類があります。
フルオープンの日は総統府のWebサイトの見学者向けインフォメーション(英語)で確認しましょう。
私は「2.部分公開の日(平日)」に伺いましたのでそちらの見学についてご紹介します。
部分公開の日に見学に行きました
総統府のWebサイトを見ると、
Monday to Friday (except holidays).
The Presidential Office Building is partially open on weekdays from 9:00 a.m. to 12:00 noon. (Visitors should enter the building before 11:30 a.m.)
と書いてあります。つまり、月曜〜金曜日(休日は除く)の9:00〜12:00(ただし、11:30までに入館してね)は建物の一部を公開していますよとのこと。
予約はいるのかなと思ったのですが、
For weekday visits, no reservation is needed. Simply enter the queue at the designated entrance to enter the building. However, reservation is necessary for groups of 15 or more.
予約はいらないよ、指定の入口から来てもらえればOK!ただし、15人以上のグループで来る場合は予約してね!と書いてありました。
ということで、平日の9時過ぎに総統府付近にUberで乗り付けました。
公共交通機関を利用する場合はMRTの「台大医院」駅が最寄りです。
見学受付の列に並ぶ
見学受付は総統府を正面から見て右の側面の所です。
正面の入口は国賓の方などが利用する場所ですのでもちろん入れません。
現地の学生さんの団体がいたため受付には行列ができていました。学生さんに混じって並び、いざ受付に。
受付ではカタコトの日本語で対応してもらえました。パスポートチェックと荷物チェックが終わると、待機場所で待機するように指示されます。
日本語ガイド付きで見学
私たちともう1組集まったところで見学ツアーがスタートしました。
見学ツアーでは日本語を話せるボランティアガイドの方が解説を聞きながら建物の1階を回ります。
総統府の歴史から台湾の政治的な歴史などが駆け足ですが学ぶことができました。
私は覗いていませんがお土産ショップもちゃんとありました。
ここ撮影スポットですと言われた中庭で写真を撮りました。この日は晴れていたので綺麗に撮れました。
じっくり説明をききながら回ったので受付から見学終了まで50分くらいだったかなと思います。所要時間1時間とみておくのが良さそうです。
外に出ると国賓の方がいました
見学ツアーを終えて外に出ると国賓の方?が総統府の正面入口にいてセレモニーをやっていました。
この写真撮ったら警備の方に注意されました。
カメラと見せかけて武器かもしれないですもんね。警備の方、本当にすみません。
台湾総統府のペーパークラフト
旅行中に国立台湾博物館に行きました。ミュージアムショップに総統府のペーパークラフトがあったので買っちゃいました。
わりと出来がいいペーパークラフトでした。旅の記念にどうぞ。
おわりに
総統府、行ってよかったなと思います。
他にも統治時代の建物を見てまわりましたが、総統府が一番綺麗で素敵でした。
平日に行かれる人はぜひ行ってみてください。
古写真が語る 台湾 日本統治時代の50年 1895?1945
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