アラサーが中学生の頃に花とゆめで好きだった少女漫画を紹介する(厳選7つ)
花とゆめって最強の少女漫画雑誌だと思いませんか?
スタンダードな少女漫画から中二病的なファンタジーまで。
かくいう私も中学時代は中二病を患っていましてね。別マ派ではなく、花ゆめ派でした!
今日は当時の趣向に刺さりまくっていた漫画を紹介します。懐かしい気持ちを共有できたら嬉しいです!
- 世界でいちばん大嫌い(日高万里)
- 紅茶王子(山田南平)
- 闇の末裔(松下容子)
- 花ざかりの君たちへ (中条比紗也)
- よろず屋東海道本舗(冴凪亮)
- 天使禁猟区(由貴香織里)
- フルーツバスケット(高屋奈月)
- おわりに
世界でいちばん大嫌い(日高万里)
世界でいちばん大嫌い (1) (花とゆめCOMICS―秋吉家シリーズ)
- 作者: 日高万里
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1998/03
- メディア: コミック
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高校2年生の万葉は、忙しい母親の代わりに弟・零を迎えに保育園へと通っていた。そのお目当ては保育園の保父の水嶋先生であったが、水嶋の友人であるという妙な性格の美容師・杉本に付きまとわれ、振り回される日々。
しかし、水嶋先生が結婚してしまうことがわかり、失恋を経験する。そんな時そばにいたのは、大嫌いなはずのあの杉本だった。
女子高生と美容師の恋愛
高校生の万葉(カズハ)と、歳上の美容師・杉本の恋愛を描いた作品です。
杉本の普段は少しおネエ系なんだけど、時に真面目になるギャップにやられた人もいるのでは?
他のキャラが気になる
でも、私は万葉と杉本の恋模様よりも、本庄と扇子(センコ)の方が気になる派でした!
扇子は、主人公の同級生の女の子です。
落ち込んだ万葉をフォローしたり、ギャグパートでは口から魂を吐いたりと、シリアスも笑いもこなせる有能なサブキャラなのですが、自身の恋愛となるとただのツンデレ乙女。最高かよ。
そして本庄!普段はクールなのに、扇子とのやり取りでふとデレるところにキュンキュンです!
そういえば、本庄のモデルはhydeだと当時友達が言っていたのですが本当でしょうかね?
お気に召すまま?―世界でいちばん大嫌い特別編 (花とゆめCOMICSスペシャル)
- 作者: 日高万里
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: コミック
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紅茶王子(山田南平)
「風早橋学院」のお茶会同好会に所属する奈子(たいこ)・美佳(はるか)・そめこは月夜のお茶会でアッサムとアールグレイという2人の紅茶王子を呼び出した。そして、彼らは呼び出した人間の願い事を3つかなえ終わるまでは帰れないという。
奈子とA(アッサム)&E(アールグレイ)のマジカル学園ロマンス。
カラーイラストが素敵
山田南平さんはカラーイラストがとても素敵ですよね。優しい色使いが紅茶王子の内容とも合っていました。
アッサムがかっこいいと思っていたけど・・・
学生の頃は、アッサムが格好いい!イケメン!不器用な優しさがたまらん!と思っていました。
しかし、改めて紅茶王子を読み返してみると、ミカちゃんがハイスペックなことに気づく。
高校生なのに心の機微にも聡くて何でも器用にこなす。こんな人が夫だったら最高ですやね!はい、妄想でした。
kindle版は期間限定で1〜2巻が無料
今回の記事を書くにあたって調べていたら、なんと無料版があった。読んでない方はこれを機にぜひ!
闇の末裔(松下容子)
冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」。その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課は、死者に関するトラブルを専門に扱う機関である。そこに所属する職員は「死神」と呼ばれている。召喚課に所属する昼行灯・都筑麻斗は、新パートナーである黒崎密と九州地区を担当していた。
都筑を付け狙う外科医・邑輝一貴の起こす数々の事件で、次々と都筑や密の生前のことが明らかになるにつれ、事件の被害者も増えていく。
これって少女漫画だっけ?と思うくらい恋愛要素がない。それどころか流血やグロ?な描写も多いです。
ストーリーとキャラクター
そんな闇末ですが、ストーリーとキャラが魅力的なのです!
謎が明かされないストーリー、そして敵も味方も癖があるキャラばかりで面白い。暗い話だけでなく適度に明るい話もあり重々しくないのも良い!個人的には椿姫の話が好きでした。
邑輝先生!
そしてキャラといえば、この漫画は変態医師の邑輝先生ですよね。彼の怪しい魅力に心奪われていました。外見は美しいのに中身はイカれている方です。都築をからかったり、密を苦しめたり、巽の怒りを買ったりお忙しい方だ。
邑輝先生の他に、はじめちゃん(女性に触られると獅子に変身しちゃうあの人です!)も好きでした。今思うと、都築とはじめちゃんって、相棒の亀山と伊丹の関係に似てませんか?昼行灯の都築に対して、熱血なはじめちゃん。似てないかなー。
完結はまだです
この闇の末裔、今回紹介している漫画の中で唯一完結していません! 作者が長期休業されたりと連載が止まることがしばしば。
でも、本当におすすめなんです。ぜひ読んで見てください。
連載が長くなり絵柄が変わってしまいましたが、私は7巻くらいの絵が好きです。
花ざかりの君たちへ (中条比紗也)
アメリカ育ちの少女・芦屋瑞稀は憧れのハイジャンパー・佐野泉に会いたい一心で、単身米国から帰国。泉の通う私立の男子高校・桜咲(おうさか)学園に男装して入学を果たす。
運命か偶然か、泉と同じクラスになり、そればかりか寮でも相部屋になって満願成就の瑞稀だったが、狼の園に子羊一匹。にぎやかで個性的な寮生に囲まれた学園生活は楽しいながらもドキドキのハプニングの連続。しかし最大のハプニングは、泉が高跳びをやめていたことだった。さて!? どうなるのか。
ドラマ化もされたのでご存知の方も多いはず。通称、花君です。
1巻の表紙の3人の淡い恋が主軸
主人公の瑞稀は、男装して高校に潜り込み、周囲にはバレていないと思い込んでいます。佐野は瑞稀が男装しているのを知ってしまいます。そして色々あって瑞稀に恋しちゃいます。
一方中津は瑞稀が男装とは知りません。でも好きになっちゃって自分はゲイなのかと葛藤します。
この3人の関係が好きでした。
保健室の梅田先生
でも私がもっともっと好きだったのは保健室の梅田先生です!
教師らしからぬ素敵なメンズなんです、そしてゲイです。口では面倒くさがっていますが、瑞稀のことをいつもフォローしてくれるその良い男っぷりにグッとくるのです。
梅田先生に限らず、基本的に梅田家はみんな好きでした!
よろず屋東海道本舗(冴凪亮)
インターネット上で何でも屋「よろず屋」を営む志摩義経。彼の下に、人気モデル・駿河香から依頼が入る。
香からの依頼を解決した縁で、香はよろず屋でバイトをすることになり、2人で協力し、様々な事件を解決していく。やがて思いも寄らない形で、2年前の志摩の両親の死を巡る真相に近づいていく。
よろず屋というより探偵?
志摩と香のコンビでよろず屋(というより探偵業に近い)をしながら事件を解決していきます。
コナンのように数話で事件が解決するのでストーリーはわかりやすくテンポよく進みます。事件は悲しいものだったり胸が温かくなるものだったり様々。
APP(PPAPじゃないよ)
私はよろず屋コンビよりAPPが好きだったんですけどね〜!
自信満々のAPPと、気の弱い日向周平のギャップがたまりませんね。
あと、この漫画の特徴としては女キャラ不足!なので恋愛要素がほとんどないのです。それもまた花とゆめっぽいですけどね。笑
天使禁猟区(由貴香織里)
主人公・無道刹那(むどう せつな)は、実妹・無道紗羅(むどう さら)を愛してしまっている16歳の少年。ある日刹那は、地獄からやって来た邪鬼(イヴル)・九雷(クライ)と紫羅九音(アラクネ)に女堕天使・アレクシエルの生まれ変わりだと告げられる。
同じ頃、無機天使・ロシエル復活の為にその忠臣・カタンがバラ撒いたCD-ROM―〈天使禁猟区〉で紗羅の友人・斉木翠雀(さいき るり)は変貌を遂げ、操られるままに刹那の周囲の人間・加藤故(かとう ゆえ)などを従え、刹那達を追い詰めていく。
花とゆめ界・最強の中二病漫画
こちらも闇の末裔と同様、流血やグロ描写がある漫画です。個人的には花とゆめ界・最強の中二病漫画だと思う。
刹那と沙羅の兄弟同士の禁じられた恋が軸にありつつ、異世界の天使と悪魔の戦争が描かれたダークファンタジーです。
サブキャラクターが魅力的
天禁はサブキャラクターたちが魅力的ですよね。
天使だから純粋無垢な良い奴ってわけでもなく、相手を騙したり陥れたり悩んだりします。悪魔も同様です。単純じゃないからこそ面白いと私は思います。
好きなキャラは吉良先輩でした。悪そうな人なのですが刹那をしっかりフォローしてくれる。他にも語りたいけどネタバレになるから書けない!!
難点はストーリーが複雑なこと
この漫画もとってもおすすめなのですが、一つ難点があります。
それはストーリーが複雑なので読み手に読解力が求められることです。
Wikipediaを見てください。少女漫画とは思えない解説量です。ほんと。私も初回はよくわからず、何度か読み直して理解しました。
絵も素敵です。通常の少女漫画より書き込みが細かいです。
フルーツバスケット(高屋奈月)
本田透は都立海原高校に通う女子高生。唯一の家族だった母親を事故で亡くし、小山で一人テント暮らしをしていた。ところがそのテントを張った場所は、同級生の草摩由希の一族が所有する土地だった。何とか交渉し敷地内でのテント暮らしを許可してもらおうとしていた時、土砂崩れでテントも失ってしまい、それがきっかけで由希が暮らす同じ一族の草摩紫呉の家に居候することに。
居候初日、透は草摩一族の秘密を知ってしまう。彼らは代々十二支の物の怪憑きで、異性に抱きつかれると憑かれた獣に変身してしまうという体質だったのだ。
草摩家は闇
主人公の透が明るく真面目でイイ子。急に男の子の家に居候しちゃって、こりゃ少女漫画にありがちなハーレム展開か?と思いきや、そこは花とゆめだった。
草摩家は闇だらけで内情はドロドロ。まさに光(透)と闇(草摩家)が入り混じった漫画でした。
マブダチトリオ
紫呉、はとり、綾女のマブダチトリオが大好きでした。その中でも特に紫呉がいいですね。一見人当たりは良さそうだけど、でも本当は腹黒いところがツボでした!綾女を制御できるのは、はとりだけってい関係性もまた好きでした。
おわりに
どれも本当に好きでコミックス買っていたものだけご紹介しました。
でも一番は闇の末裔かな!完結して欲しいものです。
長くなりましたが以上です!
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