あかやまの備忘録

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美術館・博物館の企画展が空いてるタイミングを狙う方法

 

「楽しみにしていた美術展に行ったけど、混んでいてよく見えなかった」

こんな風に思うことありますよね。

特に上野や六本木の大きめの企画展に行ったときは入場まで○○分待ちなんて表示が出ていることもしばしば。

2016年に開催された若沖展は最長5時間待ちだったとか。

 

美術館マニアの方ほどでは無いにしろ、最近は空いているタイミングがわかってきました。

 

私が実践している方法をご紹介します。

※主に東京都の美術館の話です!

 

企画展の開催期間の前半に行く(ただし注意点あり!)

一部のケースを除いて、前半に行くことをおすすめします。

(一部のケースは後述)

 

基本的に開催期間の前半の方が空いています。

その理由は企画展の開催後に徐々にプロモーションが行われるためです。

大混雑で入場まで1時間待ちとなった「怖い絵展」は、徐々にTVで取り上げられ開催後半は混雑がひどく絵じゃなくて人混みを見にいくようなレベルになっていました。

関連記事>>【感想】怖い絵展行ったが混雑に不満が・・・(上野の森美術館)

ということで、開催期間の前半に行くのは非常におすすめです。

 

開催期間前半にいく場合の注意点

1点だけ注意すべきことがあります。

それは「作品の入れ替え」です。

以前、国立博物館で開催された「仁和寺展」では、企画展のチラシの表紙にデカデカと掲載されている千手観音像が開催期間の後半のみの展示でした。

仁和寺展ポスター

国立博物館にも大きなポスターがあった千手観音(右)。開催期間の後半の25日間のみの展示でした。

展示期間が限られていることに気づかずに行っていたら・・・凄くガッカリするところでした。

 

まとめると「開催期間の前半に行きましょう!ただし、見たい作品の公開期間を忘れずにチェック!」です!

夜間延長開館を狙う

国立博物館の夜間開館

国立博物館は夜間に行くとライトアップされていて綺麗です。

週末に夜間延長開館をしている美術館が実はたくさんあります。

 

 

<夜間延長開館をしている美術館>

夜間に開いていると知らない人、美術館を巡るツアー参加者などが来ないため比較的ゆったりと観ることができます。

私はもっぱら夜間延長開館を狙って行って、飲み屋に寄って帰っています。

 

客層を読む

企画展に来る人の年齢層が混む時間帯に影響が出ます。

以前行った怖い絵展は年齢層低め(大学生くらいの子が多かった)だったので昼〜夜に混雑が集中していました。

逆に運慶展は年齢層高めだったので夜は空いていました。

うちの母も運慶展にはバスツアーで日中に行ったと言っていました。

年齢層が高めの人が集まりそうな企画展はツアーがあるので、日中に人が集まる傾向があるのかなと思います。

 

Twitterの混雑状況を確認する

近年の企画展は公式ツイッターが混雑状況を発信しています。

こちらを利用して行きたい曜日の混雑具合を予測することができます。

ムンク展最終日のツイートです。

80分待ち・・・!?

 

前述の通り後半になるほど混む傾向があるのでその点も考慮しながらツイッターを眺めてみてください。

 

コラボグッズがないか確認する

非常にレアケースなのですが、人気コラブグッズがあると入手のために人が殺到することがあります。

2018年10月〜翌年1月まで行われたムンク展ではポケモンコラボグッズがありました。

人気殺到で一度完売して何度か再販されました。

転売もあったようで、混雑の原因になっていたように思います。

 

上野の森美術館は要注意

最後に上野の森美術館の話です。

 

上野公園内には、国立博物館国立科学博物館国立西洋美術館という国が運営する大きめの美術館や博物館が並んでいます。

その中で異彩を放つのが上野の森美術館です。

上野公園内で唯一の私立美術館です。

 

この美術館、国立の施設と比較すると狭いのですが、かなり集客力のある企画展を開催することがあります。

1時間以上の待ち時間で入場後も人だかりで絵がよく見えなかった怖い絵展ですとか、日時指定券のみの販売にも関わらず混雑していたフェルメールなど・・・集客はとにかくすごいです。

関連記事>>【感想】怖い絵展行ったが混雑に不満が・・・(上野の森美術館)

 

キャパシティ以上の企画展が開催されがちなので上野の森美術館に行くときは混雑回避策を駆使して行った方が良いと思います。

 

長くなりましたが以上が空いているタイミングを狙うための考え方になります。参考になれば幸いです。