奈良市のふるさと納税を活用して、奈良ホテルへ行ってきました〜!
クラシックな建物が好きなので泊まりたいけど少し高いんだよなぁと思っていたら、ふるさと納税の返礼品に宿泊券があることを知り奈良市へ納税(夫が)
予約を入れて、宿泊チケットを握りしめていざ奈良へ。
- 近鉄奈良駅から徒歩で向かった(失敗だった)
- 奈良ホテル外観
- なぜお寺の要素を取り入れたのか?
- 内部の写真
- 新館に泊まった(涙)
- 夜はバーでお酒をいただきました
- 朝食は茶粥
- 館内ツアーに参加
- 結論、奈良ホテルは良い
近鉄奈良駅から徒歩で向かった(失敗だった)
地図で見たら駅から奈良ホテルが近そうだったので徒歩で行きました。
結論から言うと、完全にミスでした。
Googleマップで徒歩14分と言われたので歩いたけど、ずっと緩やかな登り道。観光で疲れた足には少々苦痛でした。素直にバスかタクシーが正解だった。
奈良ホテル外観
奈良ホテルはお寺の要素を取り入れた造りになっているのでこのような外観なんだそうです。擬宝珠(お寺の手すりについているタマネギみたいな物体)も階段に付いています。
なぜお寺の要素を取り入れたのか?
奈良ホテルに寺社の要素が入っているのは奈良国立博物館の存在が関係しているそうです。
奈良国立博物館の本館は明治27年(1894年)に竣工、当時の奈良には珍しい近代建築でした。
設計者は片山東熊。三菱一号館、鹿鳴館の設計で有名なジョサイア・コンドルに師事していた方です。
今でこそ、素敵な近代建築だなと思いますが、当時の奈良では大不評。
古都の景観に合わないと論争になったそうです。
そんな論争があったものですから、奈良ホテルは寺社の多い奈良の景観を意識した設計がされました。そのため純然たる洋館ではなく寺社の要素を取り入れた和洋折衷なデザインとなりました。
ちなみに、設計者は辰野金吾と片岡安。東京駅の設計を担当された方々です。
そんなこんなで、明治41年(1909年)に奈良ホテルは開業します。
スポンサーリンク
内部の写真
話を戻して内部の写真です。
フロントを上から撮ってみた。
階段。わかりづらいけど手すりの端に擬宝珠がついています。
廊下。奈良ホテルの歴史や天皇陛下が訪問された時の写真などが飾ってあります。
窓側一番奥の席は陛下も座られたそうです!
新館に泊まった(涙)
これだけ語っておいて何だよ新館かよって思いますよね!
本館(古い方)の客室は禁煙です。
我が家は夫がタバコを吸うのですが、チェックイン時にタバコを吸うか尋ねられて喫煙でと言ったら新館になっちゃいました。
ちなみに喫煙所は外にありますので、喫煙者で本館希望の方は外まで吸いに行けば何とかなるでしょう。
アメニティ。シャンプー等は資生堂のものでした。
お風呂は新館のお部屋の方が広いそうですよ。
夜はバーでお酒をいただきました
夕食は奈良ホテル外でいただきましたが、夜はホテル内のバーに行って軽食とお酒をいただきました。
サンドウィッチと大和茶ジントニックがとんでもなく美味しかったです。
特に大和茶ジントニック!今まで飲んでいたジントニックは何だったんだろうというレベルで美味しかったです。
朝食は茶粥
朝食はメインダイニングの三笠で茶粥をいただきました。
他にも洋食と通常の和食も選べるようでしたが、奈良名物の茶粥食べておこうと思ってこちらに。
でも隣のテーブルの人が頼んだ洋食もすごく美味しそうだったので洋食も良さそうです。
スポンサーリンク
館内ツアーに参加
AM9:00より宿泊者限定の無料館内ツアーがあります。
スタッフの方に伺ったところ、だいたい30分くらいですが、お喋りな担当に当たると1時間くらいかかりますとのこと。
私の時はお喋りな方だったようで1時間以上もみっちりと説明してくださいました。
先述の奈良ホテルがお寺要素を取り入れた理由や、天皇陛下がお泊りになられた時のエピソード、アインシュタインが奈良ホテルで弾いたピアノをJR西日本の倉庫で発見した話とか。
とても楽しい時間を過ごさせていただいて説明いただいたスタッフさんに感謝です。
結論、奈良ホテルは良い
1泊だけでしたが、とても居心地がよいホテルでした。
無機質な感じではなく、建物やスタッフの方々の対応に温かみがありました。
トータル的にとっても良いホテルだと思います。
次こそは本館に泊まりたい・・・!
おわり
前回のふるさと納税。