GAME ONに行ってきた
お台場の日本科学未来館でGAME ONというレトロゲームから最新ゲームまで遊べる企画展を開催しています。大人になってもゲーム大好き!な私は有休を使って空いてる平日に行ってきた。今回はその感想を書きます。
企画展の公式サイトはこちら
どんな企画展?
一言で表すと「1500円で遊び放題のゲーセン」です。もっと良い表現あるだろと思ったのですが、実態も入場券の1500円を考えるとこれしかないと。以下にもう少し展示内容の詳細を書いていきます!
ゲーセンで良く見かけた名作たち
インベーダーやゼビウスなどゲーム史で名前が必ず上がるようなものも、コナミのDance Dance Revolutionなど90年代に大流行したものなど数十種類が実機で遊べます。
春休みに行ったので子供が多かったのですが、ダンレボだけは20〜30代の人ばかりが遊んでいたのが印象的でした。私もドハマりした世代、選曲はもちろんSmile.dkのButterflyをプレイしました!最近のポチポチボタン押すだけのスマホゲームとは違い、体を動かすところが一周回って新鮮でしたね。
写真はゼビウスです。世代じゃないので初めて実機を見たのですが、機械自体のデザインも素敵だなと思いました。
家庭用ゲームも盛りだくさん
ゲーセン用のゲームだけでなく家庭用ゲームも多数プレイできます。
アタリ、ファミコン、PCエンジン、メガドライブ、スーファミ、サターン、プレステ・・・何でもあります。ワンダースワンなんかもありました。(でもバーチャルボーイはなかった)
遊べるだけでなく、こんな風に展示コーナーもあります。懐かしのゲームボーイミクロのファミコン風デザインのやつ、欲しかったなぁー。
未来のゲーム
次世代のゲームとしてPlayStationVRが置いてあります。VRのソフトは3種類あり、整理券を取れば1種類だけ実際に遊ぶことができます。今回はTHE PLAYROOM VRを体験しました。
整理券の混雑状況について補足すると、3月の平日で10時10分くらいに整理券取りに行きました。PLAYROOMは12時ちょい前の整理券がありましたが、他のVR2種類は13時以降の整理券しか空きありませんでした。これがやりたいと決まっている方は科学未来館開場の10時より前に、かつコンビニで事前にチケットを発券してから行くことをおすすめします。
話は戻りましてVRの感想なんですが、あぁもう凄いよ!の一言に尽きます。VRのゴーグルをつけると、映像が360度シームレスに展開します。そして更に映像は平面ではなく奥行があります。例えるなら、自分が映画アバターの世界に入り込んだような感覚でした。
今までのゲームっていくら映像が綺麗になってもテレビという四角い枠から出れませんでしたが、VRはその境界を越えてしまっているんですよね。あまりの凄さにVRに全く興味持ってなかった同行者は、体験が終わった瞬間「VR予約するわ」と言ったくらいです。いやぁ本当すごいです。
この企画展に少し不満もある
ここまで良いこと書いたんですが、物足りなかった点も。
ゲーム機がバンバン置いてあって遊べるのは良いんですが、良いんですが!ゲームの歴史やクリエイターのコメントなど読ませる展示がもっとあってもいいのではないかと!思いました。
ゲーム会社のパワーバランスや権利の問題などで難しいところもあるのかなと思いますが、もっと歴史を振り返るようなコーナーがあると遊ぶだけで終わらなかったんじゃないかなぁーと。
ということで、余すところなく楽しみたい方は事前知識を仕入れてから行くとより楽しめます。
私はこの本を読んでから行きました。ゲームボーイをはじめ任天堂のゲームをいくつも手掛けた横井軍平さんの本です。本書でドンキーコングやワンダースワンの開発時のことを語られておられたため、GAME ONで実物見たときは胸が熱くなりました!
横井軍平ゲーム館 RETURNS ─ゲームボーイを生んだ発想力
- 作者: 横井軍平,牧野武文
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本
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本読んでる時間ないよ!って方はこちらの動画がおすすめ。ゲーム機の歴史を戦争形式で知ることができます。お恥ずかしい話、この動画でアタリというゲーム機を知りました。この動画は探せばyoutubeにもあったかと思います。
おわりに
GAME ONは2016/5/30まで開催中ですので、是非とも行ってみてください。こんなイベントなかなか無いと思いますよ!
土日はVRが混み合うと思うので、平日の早い時間に行って整理券さっさとゲットすることをおすすめします!