あかやまの備忘録

誰かの役に立ちそうだと思ったことを自由に書くブログです

朝の通勤電車で将棋倒しになりかけた話

 

朝の通勤時間帯、東急東横線でのことである。

2人連続して転んで将棋倒しになりかけた。

 

当時の混雑状況

いわゆる寿司詰めです。

周囲の人と肩や背中が密着して身動きがとれない状態。東京のラッシュを体感したことある人なら経験があると思いますが、知らないおじさんの背中のぬくもりを感じてしまうレベルの密着度です。汗をかいた人と肌が触れあうとヌルっとして辛いんですよね〜(ため息)

 

事件は乗り換え駅で発生

中目黒駅東横線がつくと、東横線に乗っている半数が下車をしはじめた。隣のホームに到着する日比谷線に乗り換えるためだ。

私も乗り換えのために降りようとした。人の流れに乗って車内を進みドア付近に差し掛かったところで事件が起きた。目の前を歩く女性が足を踏み外したのだ。女性は転倒して右の膝下が電車とホームの間に落ちた状態になった。

女性に続いて降車しようとしていた私、転倒した女性の手を踏みそうだったので踏みとどまろうとした。しかし、後ろから降りる群集(10人以上いた)に押されて転倒。私の後ろにいた人も転倒しかけたが何とか踏みとどまった。

私の後ろにいた方が踏みとどまっていなかったら将棋倒しが発生していただろう。もし将棋倒しが発生していたら4〜5人に押しつぶされて大怪我だったろうなと思ってゾッとした。

 

幸い大きな怪我はなかった

最初に転んだ女性、派手な流血等はなく大丈夫そうだった。近くにいた警備員が助けにきていた。

私も当初は痛みを感じなかった。翌日から転んだところにアザができて軽く痛みを感じるようになった。その数日後、痛みは引いて今は何ともない。

 

 

 

自分の身を守るには?

首都圏に住む限りラッシュは避けられない。

どうやって身を守ったらよいのだろうか(混雑がピークの時間帯を避けるのが一番だが無理な場合もあるだろうから言及しない)。

 

簡単できることは「移動時は前の人との間隔を詰め過ぎない」だと思う。

通勤時間帯は、人間の心理的にどうしても急ぐ気持ちになってしまう。鉄道会社がスムーズな降車を促すために、まだ人が降りきっていなくても発車ベルは鳴るので急ぐ気持ちが知らず知らずうまれてしまう。

そんな急ぐ気持ちから間隔を詰めてしまうと、前の人が転んだ時に回避するスペースが全くない。今回はまさにその状態だった。

車を安全に運転するために車間距離をとりましょうと言われるが、自分の安全を守るために人と人の間の距離をとるように意識すると良いのだろう。

 

 

もし通勤中に怪我をしたら?

気をつけていても事故は起きるときは起きる。余談だが怪我をしたときの話をする。

 

通勤中、医者に行くレベルの怪我をしてしまったら労災の対象になる。 

通勤災害について | 東京労働局

労災は仕事中だけでなく通勤中の怪我でも申請が可能だ。健康保険を使って医療機関を受診すると費用は3割負担が原則だが、労災ならば自己負担はたった200円である。

労災については概要だけでも知っておくと良いだろう。

 

そもそも混雑が悪い

この記事を書いた理由は、満員電車は将棋倒しの危険があるので気をつけて欲しいということを伝えたかったからです。

ただ、そもそも首都圏の電車が混み過ぎているのがいけないのだ。観光のネタにされるレベル、本当に異常である。最強の回避策は首都圏に住まないことなのだろうね・・・。

満員電車は観光地!?~世界が驚く日本の「日常」~

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