あかやまの備忘録

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【感想】ルドルフ2世の驚異の世界展@渋谷Bunkamuraへ行ってきました

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このアルチンボルドのポスターが気になって行ってきましたルドルフ2世展。

場所は渋谷Bunkamuraでした!今回も感想や混雑度などをつらつら書いていきます。

 

 

展覧会情報

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神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展

開催期間は、2018年1月6日〜3月11日までの2ヶ月ちょっと。

開館は10:00-18:00です。ただ金曜と土曜のみ21:00まで開館いています。金土の18時以降は狙い目の時間帯だと思います。

会期中には講演会もあるので公式サイトも是非チェックを。

 

会場は渋谷のBunkamuraザ・ミュージアム

展覧会の会場は東急百貨店本店隣のBunkamura。美術館自体BunkamuraのB1Fにあります。 

 

渋谷駅から歩くと意外と時間かかるのでご注意を。

行ったことある人はわかると思いますが、渋谷の人混みの中を歩くので距離のわりに時間がかかります。

 

寒いし歩きたくないよ!という方には無料のシャトルバスもあります。私は乗ったことありませんが参考までにどうぞ。

無料シャトルバス

無料の渋谷駅・宮益坂口(東急東横店)と本店(Bunkamura)との循環バスが、9:50~20:15の間に12~15分間隔で運転しています。
[本店発10時~20時15分、東横店発9時50分~20時]

Bunkamura公式ページのアクセス情報より

 

無料ロッカーありました。

美術展入場後に無料ロッカーがあります。

他の美術館は入場前のエリアに置いてありますが、Bunkamuraはチケット買って入った後のエリアにロッカーがあります。

コイン不要なので両替しておく必要もないので楽チンです。

 

 

混雑状況は?

私が行った開催初日1/6(土)の夜は、ゆっくりと観覧できるレベルでした。

1つの絵に対して、見ている人が0〜2人いる程度です。東京の美術展としてはかなり空いている方だと思います。

 

ちなみに私は夜に行きましたが、ルドルフ2世展が18時以降も開いている日は金曜・土曜のみなのでご注意を。

 

空いていると書いておりますが、美術展は開催期間の終わりに近くほど混む傾向があるのでお早目にどうぞ。

去年Bunkamuraで見たソール・ライター展なんかも、私が行った日はガラガラでしたが、終わりが近づくにつれて混雑していたようです。

 

 

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見終わっての感想

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解説映像が良かった

入場してすぐ10分の映像があった。さらに順路の後半にも2つほど映像での解説がありました。

特に最初の映像が展覧会の導入としては重要で、ルドルフ2世が何をした人物なのかが説明されるのです。

展覧会のタイトルにもなっている「ルドルフ2世」。ここで映像解説見なかったら、なんで天文学の展示があるんだろう?と疑問が残ったまま展覧会を見終えていたことだろう。

というわけで、最初の映像は見た方がいいです。

 

アルチンボルドが良かった

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展覧会のポスターにもなっているアルチンボルド!今回飾られていた作品は傑作と言われるだけあって良かったですね。

2017年にアルチンボルド展へ行きましたが、そこで展示されていた作品よりも1つの絵としての出来は上だったように感じます(個人的な感想です)。

 本物のアルチンボルドと並んで追随者(今でいうフォロワー)の作品も飾られています。違いを見比べるとおもしろいです。

ちなみに写真は、現在芸術家フィリップ・ハース氏の作品。アルチンボルドの四季を立体化したものです。写真OKですので、記念に撮りました。

 

その他気になった作品

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バベルの塔の建設、小さい絵ですが気に入ってポストカードを買いました。

あとは、展覧会図録の表紙にもなったヤン・ブリューゲル(父)の花静物画、ハンス・フォン・アーヘン原画でエヒディウス・サーデレル彫版も印象に残りました。

こんな感じで所々気になる作品があり全部見終わるのに1時間半くらいかかりました。

ちなみに1月23日から上野の東京都美術館ブリューゲル展がありますのでブリューゲルを気に入った方はそちらも一緒に行ってもいいかも。

 

不完全燃焼だったところ

1つだけだまし絵があったんですよ。擬人化された風景(マティス・コック)という作品。

普通に見ると景色で、絵を回転させると人の顔に見えるらしい。これがいくら角度変えても顔に見えない。見ている人たちが口々に「わからない・・・」って呟いている。

もう少しわかるように作品解説してください!と思った次第です。

 

おわりに

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美術館の規模からすると、ほど良い展覧会だったと思います。

あとから気づいたのですが、チケット半券で東急百貨店の飲食店のサービスが受けられます。さっと美術展をみてちょっとお茶するなんてどうでしょう?

 

今年はフェルメール展、プラド美術館展、ミケランジェロ展、ルーベンス展と興味のある美術展がいくつかあるので楽しく過ごせそうです!そうそうムンクの叫びも来日するみたいです。

そうそう、フェルメール展は日時指定制らしいので絶対に行きたいという方は情報収集した方がいいかもしれません〜。

綺想の帝国―ルドルフ二世をめぐる美術と科学

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おわり