ちょっと前ですが、ソ連ナイト行って来ました。
開催日は12/25のクリスマスだったので、テーマはソ連のクリスマス。そしてイベント名は、
クリスマスなのに、クリスマスは存在しないというパワーのある言葉。このタイトルにひかれてイベントに行ってきました。
せっかく行ったので気になった話題などを少しレポートしたいと思います。クリスマス以外の話題もありましたー。
オープニング
ソ連国歌を爆音で鳴らし、観客は全員起立してイベントの開催を迎えました。
ソ連ナイトでは恒例とのこと。前回フルコーラス流さなかったら流そうぞという意見が出たそうでフルバージョンでした。ソ連ナイト初見の方も多く、完全に初見殺し。
ソ連にクリスマスは存在しない
さっそくサブタイトルの話、ソ連にはクリスマスは無い件について。
正確にはクリスマスらしきモノはありますが、日本のように12/24の夜にサンタクロースがやって来て・・・といったモノではありません。
では、何が違うのか?
まず、クリスマスは12/25ではないです。新年の1/7です。
ロシア正教の暦の上では新年がクリスマスにあたるそうです。なので、クリスマスを楽しむのは新年。ロシアのクリスマスカードはよく見ると明けましておめでとうって書いてあるそうな。
続いて2つ目の違い、ソ連というかロシアにはサンタクロースはいません。代わりにジェド・マロースというおじさんがいます。
ジェド・マロース(Дед мороз)、直訳すると極寒おじさん。サンタクロースとは違い、青いローブを着て魔法の杖を持っている妖精さんなんだそうです。違いとしては、こんな感じだそうです。
マロースおじさんは乗り物大好き。トナカイとソリではなく、色々な乗り物とセットで描かれる極寒おじさん。
その他違いとして、クリスマスツリーではなくヨールカという小さなモミの木を飾るなどの話もありました。 ヨールカの説明の流れで写してもらったアニメがチェブラーシカみたいな雰囲気で可愛くて萌えでした。
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ソ連の闇商売
続いての話題。ソ連の闇商売について。
闇商売の発端は、ソ連の洒落た若者たち。時代的にNGな西欧文化にあこがれた若者たちがきっかけとなりました。
西欧のものを手にいれたい、でもソ連では買えない。若者たちは海外留学生と物々交換をして、西欧のものを入手したのでした。
いらすとやで理解する、ソ連の闇商売 #ソ連ナイト pic.twitter.com/cpIfnqZwjt
— あかやま (@akayama_30) 2016年12月25日
当日ツイートしましたが、ソ連の闇商売が学生の手を離れ組織ぐるみになってきた後の図。外国人向けのホテルぐるみ、漁船ぐるみでKGBと癒着をして闇商売に手を染めていたようです。
疑惑の共産テクノ
ソ連時代のテクノミュージックをはじめ、あれ?これアメリカで流行ったあの曲に似てない?という疑惑の曲まで紹介してもらいました。
こんな感じでアーティストと実際に音楽をいくつか流してもらいました。
共産テクノは本が出てるので、こちらを読んだ方が詳しく楽しめるでしょう。
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ソ連シェアハウス
最後の話題。ソ連のシェアハウスについて。
シェアハウスでの生活を題材にした楽曲のPVなどをみて、当日の生活を説明してもらいました。この辺りは酒飲みすぎてあまり聞けてなかったので記憶が曖昧でこれ以上はすみません!
余談:渋谷移転後はじめてのカルチャーカルチャー
本題とはズレますが、今回の会場はカルチャーカルチャー。お台場から渋谷へカルチャーカルチャーが移転してはじめて行きました。
お台場時代より座席の間隔が狭い?ように思いました。お台場時代の方が見やすかったなと感じました。
あと、窓際の席はめちゃくちゃ肌寒いので冷えが気になる方は要注意です。
カルチャーカルチャーはニフティが運営しているので、デイリーポータルZのステッカーもらってきました。右上いい、めっちゃいい。
おわりに
予備知識ゼロで行きましたが、ソ連を堪能できた1日でした。ソ連ナイトはわりと定期的に行っているようなので(主催の方がニートなのでペースが早いらしい)、ぜひチェックしてみてください。トリビアの泉のような生きる上では全く役に立たない知識が増えます、だがそれがいい。
このカレンダーをかけて最後にプレゼントジャンケンしたのですが負けちゃいました。残念。